原糖倉入・倉出
原料糖はタイ・オーストラリアなど、国内は鹿児島・沖縄から、原料糖船により輸送され、専用桟橋から荷揚げ・倉入れされます。
当社の原料糖倉庫は3万5千トンの収容能力があります。
洗糖工程
洗糖分離機で、高速回転の遠心力によって原料糖の結晶表面に付着している不純物を取り除きます。
分離機によって分けられた砂糖はすべて溶解し、さらに綺麗にしていきます。
清浄工程
溶解した糖液を精製、ろ過し、完全に不純物を含まない無色透明の精製糖液とします。
煎糖工程
精製糖液は、真空結晶缶の中で濃縮結晶化されて、白下(結晶と糖液の混合物)となります。
分離工程
出来上がった白下を製品分離機の高速回転の遠心力により、砂糖と蜜(糖液)に分けます。
仕上工程
分離された砂糖を乾燥させ冷却します。
なお、砂糖の結晶は無色透明です。結晶が多面体であるため、光の乱反射で白く見えます。
包装工程
製品は自動包装機によって人手に触れることなく包装されます。パッケージは、業務用・家庭用に対応しています。
包装が完了したパッケージは、ロボットによって自動で積み付けされます。
出荷
製造された製品は、製品倉庫・液糖用タンク・バルク製品用サイロに保管され、出荷されます。
当社は高速道路インターチェンジに近く、発達した物流網を利用し、製品をお客様にお届けしています。